住宅ローン・予算・お金

家づくりの「お金の困った!」を回避する方法とは?│厳選事例8選!

この記事を読んで分かること

 家造りでよくあるお金トラブルがわかる

 事前にお金のトラブルを防ぐことができる

 お金の計画を立てて無理のない家造りができる

【土地購入】手付金と仲介手数料の事忘れてた!

土地を購入する際に手付金と仲介手数料が必要になります。

思わずハウスメーカー選びなど家のことに夢中になりすぎて土地に関するお金の計画は後回しになりがちです。

あとから慌てないためにも土地購入の際に必要になる資金の計画も忘れずに立てましょう。

土地などの不動産を購入する際は、売買価格の5~10%を手付金を現金で支払うのが一般的です。

さらに、仲介会社には(売買代金×3%+6万円)+消費税10%を上限とした手数料(仲介会社により変動)が発生します。

この他にも土地の登記関連費用なども発生します。

土地の購入を検討している方は事前の資金計画をしっかりとすることで後で慌てることがなくなります。

【土地購入】買ってから知った地盤改良費62万円!?

土地を購入した際に地盤改良の必要はないと言われても購入後に地盤調査をした結果、地盤改良工事が必要なケースがあります。

地盤の状況や周りの道路の状況で改良方法は異なり、建物の面積により費用にも差がでます。

建築面積が20坪で硬い地盤まで2mで30~50万円、硬い地盤まで8mで50~100万円ほどかかる場合があります。

【資金不足】途中で資金が不足し追加融資で高金利

土地購入で貯蓄を使い果たし着工後にが資金不足になるケースがあります。

つなぎ融資をしても高金利で驚いたという声もよく聞きます。

住宅ローンの融資実行は通常、建物完成後になります。

その前に資金が必要な場合はつなぎ融資も検討できますが、金利が高く2000万円を金利3%で3ヶ月借りると利息は15万円になります。

また急な資金不足は対応してくれない可能性もあるので、建築会社との打ち合わせのタイミングでいくら支払いが発生するのか相談しておきましょう。

また検討段階でもいくら準備しておけばよいのか相談すると安心です。

【土地購入】家賃とローンのダブルパンチで大ピンチ

家を建てる打ち合わせが一通りおわり工事が始まったと思って安心していませんか?

賃貸で暮らしている間に土地のローン返済が開始したなんてケースもあります。

家賃とローンの両方を同時に支払い家計が苦しくなる前に事前の資金計画が大切です。

土地の購入費用を先に借りる「土地先行融資」はすぐに返済が始まります。

二重負担になる場合でも長引かせないためには予めそのあいだの資金計画を検討しましょう。また建築会社に相談し土地探しとプラン作成を同時に進めましょう。

【ローン審査】自動車ローンで住宅ローンが通らない

住宅ローンの事前審査で銀行から返済中の自動車ローンの残債を減らすように言われるケースがあります。

住宅ローンの審査は一般的には3%程度の金利で、年間返済額が年収の30%程度に収まるかを見られます。

車やカードローンなど他に借り入れがある場合は全体の返済額が30%以内に収まるよう事前に整理しておくことが大切です。

【登記】地味にお金がかかる登記費用

土地や建物の登記にかかる印紙代や登録免許税、司法書士に支払う費用が思いのほか高額です。

土地購入時の所有権移転登記、建物新築時の所有権保存登記など、登記申請ごとに登録免許税や代行する専門家への報酬が発生します。

建築会社や不動産会社に事前に登記費用と代行費用がいくら発生するのかを確認しておきましょう。

【保険】10年一括払いの火災保険料

火災保険料は10年分を一括払いというケースもあります。

火災保険も様々な種類があるため、しっかりと比較検討をした上で選択しましょう。

火災保険の保険期間は最長10年契約まで選べます。

保険料は長期契約で一括払いにすると割引率が高くなりますが、家計を苦しめない価格を選択しましょう。

保険料は建物構造や居住地域、設定する保険金額、保証内容によって変動します。

保険会社のサイトで見積もりが出せるので事前に比較しておきましょう。

【工事】45万円!?水道引き込み費用が意外と高い

上水道を敷地に引き込む工事に45万円の費用が発生したケースもあります。

下水道に接続していない地域だったのでプラスで浄化槽を設置する費用もかかる場合もあります。

上下水道は隣接している道路から引き込む距離が長くなると費用が高くなります。

また工事費とは別に水道負担金(初期費用のようなもの)がかかる場合もあります。

下水道の接続がない地域は浄化槽設置に70~100万円程必要になります。

浄化槽は自治体によって補助金を用意している場合もあるので事前に確認しておきましょう。

まとめ

家づくりでは想定外の費用が発生することもあるので、事前に発生する費用や急な出費の事例を確認しておきましょう。

これらの費用を親身になって教えてくれたり、プランを作成してくれるかを見るのも建築会社選びの1つのポイントです。

「お金の困った」は事前に回避できるのでぜひ参考にしてみてください。