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平屋のギモン解決!Q&A

この記事を読んで分かること

平屋に興味がある人のためのよくある疑問を解決

Q.平屋って高いんでしょ?

A.同じ延床面積・条件なら建築コストの差はわずか

平屋は二階建てよりも建物の基礎や屋根の面積が多くなりがちで

その分コストがかかる。半面、階段や二階バルコニーなどの費用は省けるため、延床面積

や材料等の条件が同じなら、建築費の差はごくわずかだ。

Q.みんなはいくらで建てた?

A.平均3111万円

 約半数が3000万円未満

平屋建築者への調査によると、建築費の平均は3111万円。中には、1000万円台など

ローコストで平屋暮らしをかなえた人も。廊下や間仕切り壁を省く、個室を減らすなど

コスト調査の余地も十分にありそうだ。

Q.そもそも広い敷地がないと建てられないのでは?

A.広くなくても建ぺい率次第で

十分な面積を確保できる

平屋は広い敷地が必要に思えるが、建ぺい率次第では30坪~40坪でも無理なく

建築が可能。例えば敷地40坪で建ぺい率80%なら、建築面積は32坪(約106㎡)まで可。

3~4人家族に十分な広さを確保できる。

Q.みんなはどれくらいの広さで平屋を建てるの?

A.敷地は30坪~50坪が最多 

 半数以上が50坪未満で建築

30坪~50坪未満に次いで多かったのは、意外にも30坪未満で約2割。

「余分な部屋や廊下を省いた」、「ロフトや地下に収納をつくった」など、限られた

敷地面積を間取りの工夫でカバーしたという声も。

Q.開放感とプライバシー確保どうすれば両立できる?

A.フェンスや植栽、建物形状や配置の工夫で可能

人目につきやすい窓の周辺は、外観にフェンスや植栽を設置したり

軒を低くすることでも見えにくくなる。

住宅密集地では、建物をコの字型やロの字型にして中庭を設けると開放感と

プライバシーを両立しやすい。

Q.みんなは個室をどれくらい確保した?

A.LDKを含めて4部屋が約4割で最多

個室を「十分確保できた」「必要最低限確保できた」は合計で92%。

4部屋設けた人が41.3%と最多だった。

平屋は上下階の壁や柱の位置をそろえる必要がない分

プランの自由度は高く、部屋数の確保も難しくない。

Q.ワンフロアだと空間が単調になりやすい?

A.勾配天井やロフトなど高さで変化をつけられる

勾配天井の吹抜けやロフト、床に段差をつけたスキップフロアなど

平屋も高低差を利用したプランは可能。

スキップフロアは扉や間仕切り壁なしでも空間を緩やかに区切る効果が。

ロフトは収納量UPにもつながる。